想い

生まれ育ったこのまちをより良くしたいという想いから、
仕事を通じて、また、各種団体での活動を通じて地域の方々と交流し、地域への貢献を行ってまいりました。様々な活動、様々な人々との出会いの中で、越谷市には多くの課題がある
ことを感じました。
超少子高齢社会を迎える中で、越谷市においても人口減少局面が目前まで迫っています。また、ここ数十年における急激な人口増加、中核市になったことによる市役所業務の肥大化、
公共施設の老朽化、それにもかかわらず市財政はひっ迫して
おります。
私の暮らす大相模地区においても、レイクタウン地区の区画整理によりもたらされた急激な人口増加とそれに伴う学校、
保育施設、医療施設の不足、レイクタウン地区の新規住民と大相模地区の既存住民のまちづくりに対する温度差、そしてレイクタウン地区のインフラが整備されていく一方で、一向に変わることのない市街化調整区域のインフラ状況、農家の後継者不足、休耕地の増加など様々な課題があげられます。このような問題は市内の市街化調整区域を中心にあらゆるところで
起きています。
急激に変化する社会の中で、越谷市特有の都市と自然が融合した自然豊かな街並み、伝統と文化、人と人との強いつながりを維持していくためには、時代に合わせ社会システムやインフラを変えていく必要があります。「変わらないために変わり続ける」強い信念と覚悟をもってこの地域のために働い
てまいる所存です。

たつざわ 貴明

1 持続可能なまちづくり

私たちの住むこのまちは私たちだけのものではなく、子、孫の代まで未来永劫引き継いていかなければなりません。50年後、100年後に今よりももっと住みよいまちを後の世代に残すことは私たちの使命です。
環境―経済―社会のバランスが保ててこそ「持続可能な」社会は実現します。農地や緑地の保全やプラスチックごみの低減などによる身近な環境問題、地元越谷のブランディングによる地域産業の活性、誰もが安心して子を産み、育てられる安心安全な社会の実現に取り組み、誰ひとり取り残すことのない「持続可能なまちづくり」を目指してまいります。

2 全員主役のまちづくり

市政は市役所や議会のものではなく、市民一人一人のものです。市民一人一人の声が届く行政の運営を目指してまいります。市政によってもたらされる利益は性別や職業、住む地域によって変わるものであってはなりません。また、近年の越谷市においては、自治会への加入率の低下など、市民のコミュニティへの参加、まちづくりや市政への意識、関心の希薄化が問題となっております。すべての市民が当事者意識をもち、市民と行政が共に手を取り合いまちの未来を創っていけるよう「全員主役のまちづくり」を目指してまいります。

3 夢と希望あるまちづくり

近年、越谷市だけでなく日本中の多くの地方自治体が少子高齢化や人口減少、過疎化、財政難といったマイナスイメージの中で行政を運営しています。「昔はよかった」とは「あの頃は…」などという言葉を聞くことも少なくはありません。私自身、小学生の頃、レイクタウンの壮大な計画に胸を躍らせていた一人です。今の子どもたちやこれからの越谷を担っていく世代に夢と希望ある越谷の姿を見せるべく活動を行ってまいります。越谷にはまだまだ力があります。東埼玉道路、地下鉄8号、南越谷地区の再開発、道の駅の建設、投資すべきところにしっかりと投資をし、発展の途を止めることなく「夢と希望あるまちづくり」を目指してまいります。